メンテナンスの兆候と注意点
住居の長持ちのために
住宅は人生で最も大きな買い物の1つですから、なるべく長持ちさせたいと思うのはどなたも一緒です。
外壁には経年劣化がありますので、モルタルで5年~10年、サイディングで7年~10年がメンテナンスの目安とされます。
ひびや表面劣化は水分の浸透を許し、家屋本体に大きなダメージを与えますので、なるべく早く専門家に見てもらうことが大切です。
モルタル外壁の場合はひび割れが最もわかりやすく、黒ずみやカビ、コケ等の発生もメンテナンスの大きな目安です。
サイディングやALCの場合はコーキング材の剥がれやひび割れなどが目安となります。
サイディング材の色あせや粉が吹いている場合(チョーキング)、カビ・コケの発生も表面劣化の証拠です。
特に地震の多発や大きな地震の場合には、衝撃や地盤沈下などが原因でひび割れやボードのズレが出る場合もあります。
築年数が浅くても、そういうことに気付いたら一度専門家に見てもらうようにしましょう。
また外壁の専門家しかわからないダメージも多くありますので、メンテナンス時期が来たら必ず診断してもうことをおすすめいたします。
なおひび割れ等を見付けても、自分での修理はお止めください。しっかりできていなかったり、あとで施工の弊害になることもあります。
必ずしも大掛かりな工事ではなく、脚立だけで済む部分的なメンテナンスの場合もあり、その場合は費用も安価となります。
植物の外壁への影響
もう一つ気を付けていただきたいのが植物の「ツタ」です。
外壁を緑に彩るツタ類は美観的にも有用ですし、コンクリート打ちっ放しのお宅の壁に伝わせたりすることもあります。
ただしモルタルやサイディング等では厳禁です。
ツタ・木ズタ類は「まきひげ」が吸盤のように外壁にへばりついて伸びるため、剥がした時に外壁の表面加工も一緒にはがれることが多いのです。
ツタや木ヅタは葉が3方に伸びたカエデ状で、日本に多く分布してますし、観葉植物としても利用されています。
自分で植えなくても自然に自生することもありますので、ご注意ください。
なお、ゴーヤや朝顔等巻き付いて伸びる植物であれば被害を与えるものではありません。
ただし格子窓等に巻き付いた植物は施工の邪魔になることも多いため工事前に取り除かれます。
エムティーケーは、外壁や屋根の無料診断を行います
弊社は地域の住宅を守ることを社是としており、それに誇りを持っております。ひび割れなどに気づいたり、メンテナンス時期が来たときにはご連絡ください。
ご自宅の実地診断は無料で行いますのでお気軽にご依頼ください。ご自宅の現状を正確に判断し、わかりやすくご説明いたします。
コーキングの割れ↓ モルタル 窓の開口部のひび割れ↓