塗装業者を選ぶポイントは工事金額だけでいい?安すぎる外壁塗装の落とし穴
「そろそろ家の外装の塗装が必要かな?」と思ったら、次にどんな行動をしますか?
一般的には塗装業者に状況を見てもらって見積もりをとってから依頼するかを検討する方が多いと思います。
複数の業者から見積もりを取って、工事金額を比較して選ぶ方もいるでしょう。
そしてその中にはびっくりするほど安い見積もりを出す業者もあるかもしれません。
確かに安いというのはとても魅力的ですが、安すぎる業者には要注意。
安いのにはそれなりの理由があるのかもしれません。
極端に安い見積もりに考えられる理由
1.材料費を削る
塗装工事にかかる材料費を最も簡単にカットする方法として使用する材料量を減らすために「塗料を規定以上に薄めて使う」というものがあります。
塗料が持つ効果を正しく引き出すためには、それぞれそのメーカーが指定している「基準塗布量」を守る必要があります。
基準塗布量とは面積1平方メートルあたりどのくらいの量を使用しなければならないかを定めたものですが、一方で塗料を希釈するために使用する水や溶媒の量に関しては指定がありません。
そこで必要以上に塗料を薄めて「水増し」して材料費をカットすることで、工事費用を抑えようとする場合があります。
ただし、極端に薄めすぎた塗料は本来の力を発揮できず、本来の耐用年数よりずっと短い期間ですぐに効果を失ってしまう可能性があり、短い周期でふたたび塗装工事を行う必要が出てくるかもしれません。
従来の期間より短いスパンで塗装工事を繰り返すことで、長い目で見ると実際には高い施工費用を支払っていたという結果になる場合もあります。
3.人件費を削る
外壁塗装工事にかかる費用のうち、材料費は全体の約20%、後の80%は人件費と言われています。
したがって、安すぎる施工費用を提示する業者は多くの場合、材料費だけでなく人件費を削減していることも考えられます。人件費の削減方法は主に2つ、「工期を短くする」か、「1人あたりの単価を下げる」かです。
「工期を短くする」とはその言葉通り、例えば本来20日かかる塗装工事を15日で終わらせて5日分の職人の人件費を削るという方法です。工期を短くするために、本来しっかり乾くまで待たなければならない時間をカットして乾燥不十分なまま上塗りするなど、雑で質の悪い施工につながる可能性があります。
「1人当たりの単価を下げる」方法として考えられるのは、経験豊富なベテラン職人を外して経験の浅い見習職人だけで工事を行うことです。一般的に見習い職人はベテラン職人より数段安い給料であることが多く、ベテラン職人を外して人件費を抑えるケースが考えられます。
しかし当然のことですが、経験の浅い見習職人だけが施工した現場の仕事はそれなりの仕上がりになることが往々にしてあります。見た目にはキレイに仕上がっているようでも、塗装が長持ちしないなど、後々影響が出てくる場合もあります。
決して安い金額ではない住まいの外装工事。
このような事態を避けるためには、金額だけで判断するのではなく、実際に話をしてみて信頼できると感じられる業者に依頼しましょう。
千葉県船橋市の「エムティーケー」は、お客様とのコミュニケーションを大切にしています。
ベテラン職人が現場の状況を確認した上でお見積し、お客様の納得がいくまで丁寧に内容をご説明します。
なにかお困りのことがあればぜひお声がけください。